軽量かつ剛性の高さを採用 | マイクロマウスのパーツを製作

マイクロマウス用パーツ製作事例

今回はマイクロマウスで使うパーツをカーボン(CFRP)で製作されたお客様にこれまでの課題や導入の成果についてお話を伺いしました。

導入前の課題
他素材では強度が足りず衝突時に割れてしまう
カーボンラボを選んだ理由
普段使い慣れてるフォーマットで依頼ができた
見積もり対応スピードが早い
導入後の成果・効果
バリや寸法誤差もなく強度に満足

カーボン製作事例マイクロマウスのパーツを製作

マイクロマウス用パーツ製作事例

今回製作したカーボンパーツの用途は何ですか

マイクロマウスという自律探索ロボット競技において、タイムアタック時にモーターでファンを回転させ、ダウンフォースを得て走る機構のモーターマウントとして採用しました。

モーターマウントとして以外にも、機体のロール剛性を高めるためのフレームとしての役割も担ってもらっています。

カーボン素材を採用した理由はなぜですか

ロボットの大きさが60 x 40mm程度、質量が25g程度と小さくて軽いものの、最高速度が30km/hと住宅街を走る自動車並み、ターン中の瞬間最高横Gが10Gと戦闘機並みとなっており、十分に硬い素材でなくては衝突時に湾曲、破損などを引きおこしてしまうからです。

そのため、十分軽量かつ剛性が高い素材としてカーボン素材を選択しました。あとは見た目や色が気に入りました。

導入前の課題他素材では強度が足りず不安があった

カーボンラボ.jp導入前の課題はどういったものがありましたか

以前は任意の形で製造可能なプリント基板を使用していました。

プリント基板の素材はガラスエポキシであるため、ある程度の強度があり、リードタイムが1週間程度と短く、費用も安いというメリットもありましたが、それでも強度が足りず、練習中に衝突時に割れてしまうなど、そもそもそういう用途では使うべきでないのは承知の上ですが、競技として使うには不安がありました。

また、機体のサイズが小さいため、フレームの厚さを仮に0.5mm増やすだけでも、機体全体に与える影響が相対的に大きく、手戻りコストが起こるため安易に変更できませんでした。

カーボンラボを選んだ理由注文しやすく見積もり対応が早い

カーボンラボ.jpに発注した決め⼿をお聞かせください

STEPファイルやDXFファイルなど、普段遣いの3D CADで対応可能なフォーマットを提出するだけで依頼が可能なところです。

また、モデル提出後の見積もり対応スピードも魅力的でした。翌営業日には対応してくれまして、年末の忙しい時期にも関わらず、年内納品も完遂してくれたため、年末年始の開発に集中することができました。

導入後の成果・効果バリや寸法誤差もなく強度に満足

製作したパーツの品質はいかがでしたか?また導入後は課題が解決できましたか?

強度の確認のため、意図的に曲げようとしましたが、小さいこともあってなのか中々曲げられませんでした。

そして、走行テストを重ね、衝突を繰り返した現在も破損することなく利用できているため強度については満足しています。

物性以外では、バリや気になるような寸法の誤差もなく、加工品質、加工精度面も十分であり、組立時のトラブルは一切ありませんでした。

今回製作されたパーツの注文内容

注文方法カーボン板(データ入稿)
プリプレグ標準(クロス)
表面織組織標準(綾織)
表面仕上げ標準(マット加工)
納品までの日数発注から23日で発送

ご利用いただいたサービス

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お見積りの流れ

  • STEP1お見積りフォームから製作するパーツ情報を送信する
  • STEP2最短当日~3営業日以内にお見積り書をメールで送信します
  • STEP3お見積り内容に満足頂ければ、メールにて発注の連絡を下さい
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