

- 東京理科大学鳥人間サークル 鳥科
- 鳥人間コンテスト滑空機部門出場を目指し、120名を超える部員が活動をしています。2025年7月に開催される鳥人間コンテストにも出場申し込みをしています。
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今回は鳥人間コンテストで飛ばす飛行機に使うパーツをカーボン(CFRP)で製作した東京理科大学鳥人間サークル 鳥科様にカーボンラボ.jpの導入の成果についてお話を伺いしました。
- 導入前の課題
- 加工する設備や技術の負担が大きく時間とコストがかかる
- 他のカーボン加工業者は発注の手間やコストがかかり、気軽に依頼しづらい
- カーボンラボを選んだ理由
- 見積もり・注文の対応スピードが早い
- 細かな要望にも柔軟に対応していた
- スタッフの対応が丁寧で技術的な相談にも乗ってもらえた
- 導入後の成果・効果
- 寸法精度が高く、追加の調整作業がほとんどいらなかった
- サークル内での加工コストや手間が削減
カーボン製作事例ピトー管のマウント部分をカーボンパイプで製作

今回製作したカーボンパーツの用途は何ですか
今回製作したカーボンパーツは、ピトー管のマウント部分として使用します。ピトー管は飛行中の速度測定に不可欠な装置であり、取り付け部には高い剛性と軽量性が求められます。
今回はカーボンパイプを加工してマウントを製作しました。カーボンパイプを採用することで、必要な強度を確保しつつ軽量化が可能となり、機体全体の重量増加を最小限に抑えることができます。また、カーボンの特性により振動や外部からの衝撃にも強く、飛行中の安定した計測が可能になります。
適切な形状に加工することで、機体構造との適合性を高め、信頼性の高いピトー管の取り付けを実現しました。
カーボン素材を採用した理由はなぜですか
今回、ピトー管のマウント部分にカーボン素材を採用した理由は、軽量性・強度・加工性のバランスが優れているためです。
カーボンは高い剛性を持ち、飛行中の振動や外力に強いため、ピトー管の正確な測定を支えます。また、アルミなどの金属に比べて軽量であり、機体の重量増加を抑えつつ、適切な強度を確保できます。
加工コストについては、適切な型や切削方法を選択することで精度の高い加工が可能となり、十分な強度を維持しながら効率的な製作が可能です。費用面では若干高価ですが、その軽量かつ高強度な特性を考慮し、総合的に最適な素材として採用しました。
導入前の課題加工コストが高い上に加工業者にも依頼しづらい
カーボンラボ.jp導入前の課題はどういったものがありましたか
カーボンラボ.jp導入前は、サークル内での加工コストの高さや適切なカーボン加工業者の選定の難しさが課題でした。
サークル内でカーボンを加工するには設備や技術の負担が大きく、時間とコストがかかっていました。また、他のカーボン加工業者を利用しようとした際も、発注の手間やコスト面の問題があり、気軽に依頼しづらい状況でした。さらに、強度を上げつつ軽量化を図る必要性があり、最適な加工方法の選択が求められていました。
こうした課題を解決するため、カーボンラボ.jpの導入を決定しました。
カーボンラボを選んだ理由見積もり対応が迅速で加工の柔軟性が高い
カーボンラボ.jpに発注した決め⼿をお聞かせください
カーボンラボ.jpに発注した決め手は、見積もりや注文の対応スピードの速さと加工の柔軟性です。
見積もりの段階から迅速に対応していただき、スムーズに発注へ進めることができました。また、カーボン加工の精度が高く、細かな要望にも柔軟に対応していただけたため、求める形状や強度を実現しやすかった点も大きな決め手となりました。
さらに、スタッフの対応が丁寧で、技術的な相談にも乗ってもらえたことで、安心して発注することができました。価格面でも納得できる内容であり、総合的に最適な選択肢でした。
導入後の成果・効果精度が高く追加の調整作業がほとんど不要
製作したパーツの品質はいかがでしたか?また導入後は課題が解決できましたか?
製作したカーボンパーツの品質は非常に高く、精度・強度ともに満足のいく仕上がりでした。特に、寸法精度が高く、設計通りの形状で加工されていたため、追加の調整作業がほとんど不要でした。
導入後は、サークル内での加工コストや手間が削減され、強度を維持しつつ軽量化を実現できたことで、課題が大きく改善されました。また、カーボンラボ.jpのスムーズな対応のおかげで、納期も短縮され、プロジェクトの進行が円滑になりました。今後も継続して利用したいと考えています。
今回製作されたパーツの注文内容
注文方法 | カーボン丸パイプ(データ入稿) |
---|---|
プリプレグ | 標準(クロス) |
表面織組織 | 平織 |
表面仕上げ | 標準(マット加工) |
納品までの日数 | 発注から33日で発送 |
ご利用いただいたサービス
お見積りの流れ
- STEP1お見積りフォームから製作するパーツ情報を送信する
- STEP2最短当日~3営業日以内にお見積り書をメールで送信します
- STEP3お見積り内容に満足頂ければ、メールにて発注の連絡を下さい
