FAQカーボン板について

厚みは最低でも1mmとなっていますが、1mm以下の取り扱いはありますか?

厚みによっては可能なものもありますので、フォームの備考欄に希望する厚さを記入してお気軽にお問い合わせ下さい。

厚みについて、1.5mmなど0.5mm単位での指定は可能ですか?

可能です。1~10mmの範囲であれば、0.5mm単位での設定は可能です。

全UD材(一方向積層板)での製作は可能ですか?

可能ですが、性質上反りが発生する場合があります。見積フォームでプリプレグ「全UD材」を選択してお問い合わせ下さい。

ドライカーボンですか?ウェットカーボンですか?

ドライカーボンを取り扱っております。

クロス材の場合、織の基本仕様は何ですか?

綾織が基本仕様です。

一般に出回っているカーボン板は裏/表の表面一層がクロス地、後はUDというのが多いですが、片面一層のみクロスで後はUD、とか全層クロス地とかの発注も可能でしょうか?

当サービスのCFRPも、表面一層がクロス材、内側の層はUD材です。全層クロスでの製作は可能ですので、フォームからお問い合わせの際に備考欄にご記入ください。

なお、片面一層のみクロスで後はUDという仕様は、反りや曲がりが発生してしまうため、品質の保証ができず対応は難しいです。

UDかクロスで迷っています。強度や値段に差がありますか?

プリプレグの特徴として、UD材は繊維方向にそった強度はクロス材の2~3倍ですが、繊維と違う方向となると強度は落ちます。

クロス材は、多方向の強度、弾性に優れています。

なお、当サービスが扱っているCFRPは、「クロス材」を選んだ場合でもクロス材は表面と裏面のみで、中間素材はUD材です。大きな違いはありません。ちなみに、ほとんどの方はクロス材でご購入されています。

全層クロス材になると特注となり、値段は通常の1.5~2倍近く高くなります。

800~900℃の高温サンプルを載せたいのですが、問題ないでしょうか?

当サービスのCFRPは炭素繊維とプラスチックの複合材であるため、800℃~900℃の高温には耐えることができません。

カーボンラボ.jpで取り扱っているCFRPの物性値が知りたいです。

CFRP板に関して、日本で試験をしたデータをこちらに記載しています。
CFRP板物性値

カーボン板はハサミ等でカットすることは可能でしょうか。
ある程度力を加えるとカットは可能ですが、お客様自身で加工することで問題が発生した場合は自己責任となりますのでご注意ください。
板厚は厚い方が反りなどは出にくいのでしょうか。
はい、板厚は厚い方が反りは出にくいです。また、綾織・平織での差はありません。
カーボン板は裏表関係ありませんか。
はい、カーボン板に表裏はありません。