設計データについて
- 見積りのファイルですが、DXF以外は可能でしょうか?
現在CFRP板(図面データ入稿)ではDXF、STEPファイル、CFRPパイプ(図面データ入稿)ではSTEPファイルでの入稿をお願いしております。
それ以外のデータ形式は推奨しておりませんが、対応可能な場合もありますので一度フォームよりご相談ください。
- 皿加工、フライス加工部は、DXFファイルにする際どのようにデータに反映させればよろしいのでしょうか?
皿加工やフライス加工部に関しては、尺度1:1の実線のみのDXFとは別に、補足として角度や寸法を確認できるような情報をpdfでお送りください。※形状によっては加工不可能な場合もあります。
お見積りの際は、以下の2種類のファイルをご準備ください。
※それぞれ参考データをご用意しております。データ作成の際にご参照ください。(1)加工データとして用いるDXFファイル
通常の貫通穴のみの注文と同様に、尺度1:1で板の上面図のみとすること
参考:加工図面サンプル(dxf)(2)穴の深さ等が示されれているPDFファイル
ポケット部の深さ、座ぐりの深さ、皿穴の角度や深さなど、上面図のDXFファイルだけでは不足する情報を補ってください。寸法は全ての箇所を記入する必要はなく、情報を補う部分のみ記載があれば大丈夫です。
参考:加工情報サンプル(pdf)データ作成後、CFRP注文・お見積りフォームからご依頼の際は、2種類のファイルをZIP形式に圧縮して、ZIPファイル送信欄からお送りください。
- 設計データ作成ソフトはどのようなものがありますか?
設計データ作成ソフトはいろいろありますが、ここでは初心者向けに無償で利用できるもの(Fusion 360は条件あり)をご紹介します。
Fusion 360(フュージョン スリーシックスティー)
個人使用(非商用)であれば無償で利用できる3D-CADです(ただし期間は限定されます)。3次元図面の作成はもちろん、2次元図面を作成してDXF形式のデータを出力することもできます。Inkscape(インクスケープ)
ベクター画像を編集できるオープンソースソフトウェアです。無償利用できます。このソフトで板材の外形や穴を描いて図面を作成し、DXF形式のデータを出力することができます。Fusion 360を使った設計データの基本的な作成方法を記事にしています。
・FUSION360 で図面作成(スケッチ・押し出し編)
・FUSION360で図面作成(切り取り編)
・FUSION360 でDXFデータをエクスポートする方法- 入稿するDXFデータに『SolidWorks教育用製品』の表示がある状態で入稿しても大丈夫でしょうか。
- 「厚み」「数量」などの情報があれば問題無く見積もり可能です。
- データ入稿時にpdfファイルが必要になるはどういう時ですか?
板加工・2DCADデータ(dxf)入稿の場合で、皿穴やポケット加工の箇所を指示する際にpdfの資料が必要です。
3DCADデータ(step)の場合はデータ上に反映されるため不要となります。
詳しくは、部品データ入稿マニュアル(CFRP 2D加工)にある「8. 非貫通の加工(ポケット加工等)について」の箇所を参照してください。
データ作成代行について
- データが作れないのですが、カーボンラボで作成してもらうことはできますか?
設計データの内容にもよりますが、簡単な内容であればカーボンラボで作成代行が可能です。下記ページに詳細を書いているのでぜひご覧ください。
参考:データ作成代行サービス- 現物を実測してデータを作ってもらえますか?
弊社で実測してデータを作成することはできません。ご希望の方には、対応できる外部サービスをご紹介することは可能です。